あるおばさまたちの会話
人気のハンバーグ屋で友人を待っている間、耳に飛び込んできた3人組・70代初老のおばさま方の会話。
仲よく楽しそうに会話をしている途中、3人のうちの一人がお手洗いに行ったとたん、会話が変わった。
「あの人、専業主婦だからか世間知らずなのよ。」と、お手洗いに立ったおばさまのことであろう、愚痴を言いはじめた。
話しを聞くおばさまも
「そうね〜。」なんて言っている。
そのおばさまがお手洗いから帰ってきた。
普通に元の楽しそうな会話に戻る。
そうしていると、先ほど愚痴を言っていたおばさまが、店の外で待つご主人を呼びに行って、いなくなった。
すると、今度は先ほど愚痴を言われていたおばさま、
「あの人仕事してるからね、気が効きすぎて、落ち着きがないのよ。私は家にいるから、どうもあの人はせわしくて違うのよね」
なんて、お手洗いに行ったおばさまの愚痴を言いはじめる。
やはり聞いているおばさまは、前回同様「そうね〜」なんて言っている。
いない人の愚痴を言いあっているこの二人が、まったく同じ不満を相手に感じているという会話。
ちょっと相手がいない瞬間に交わされたなんともない会話。
はっきり言い合って、スッキリしちゃえばいいのに。
そうしているうちに言われていたおばさまが戻ってきて、自然に元の話題に変わっていった。
0コメント